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セイバーとドラゴンズ~Vol.3 FIP~

こんにちは。
キウイズムです。

今日はセイバーとドラゴンズです。
最近セイバーの勉強が滞ってしまい、かなり久々の投稿となってしまいました。
気が付けば開幕はすぐそこ。。。
開幕までにちょこちょこ投稿できたらいいなー。(しないパターン)

我らがドラゴンズは松坂効果で盛り上がっていますね。投手の頭数は揃ってきた感があるのであとはどのくらい結果を出してくれる選手が出てくるかですね。個人的にはイチローも来てもらえると嬉しいんですが。野手陣の意識を変えてくれそうな気がします。

今日は割とメジャーなFIPについて。

 

FIP(Fielding independent pitching)とは

直訳すると「守備から独立した投球」となります。

投手の評価を与四球・奪三振・被本塁打のみでおこないます。

被安打に関しては飛んだ場所や野手の守備レベル等ピッチャーの能力以外の要素が絡むため排除しています。
つまり

ヒットになるかならないかは運次第だから投手の責任じゃないよ」

という考え方です。

 

FIPの計算式

FIP = (13×被本塁打3×(与四球-故意四球+与死球)奪三振投球回+定数
*定数=リーグ全体の[失点率-{13×被本塁打+3×(与四球-故意四球+与死球)-2×奪三振}÷投球回]


ちょっと計算式が長くて分かりづらいですが
評価の際のイメージとしては防御率を思い浮かべるとわかりやすいですね。
純粋に投手の責任のみを表した防御率というところでしょうか。


赤字が成績悪化

青字が成績が良化する部分です。

投手は自分の責任を減らすためには

①ホームラン打たれない

四死球ださない

③三振いっぱいとる

④たくさんのイニングを投げる

ということが求められますな。当たり前っちゃ当たり前ですが。

 

FIPの弱点

例えばフェンス直擊の二塁打なんかは完全に投手の責任なはずですがFIPでは排除して評価が行われます。そういった弱点を補うためにtRAという打たれた打球の種類によって評価する指標もあります。


2017年シーズンを振り返る

2017年のセ・リーグFIPベスト3はこのようになっています。

1位 R・ドリス  (T)       1.67

2位 山崎 康晃 (DB)       2.03

3位 桑原 謙太朗 (T)       2.42

 

リリーフ投手の方が指標が良い傾向がありますね。

先発投手のトップはR・メッセンジャー選手(T)で2.58でした。阪神タイガースはトップ10に6選手が入っていますが、投手陣の質もさることながらホームランが出にくい甲子園をホームグラウンドにしているという点も大きく関係しているのでしょう。

「あれ?ナゴド・・」

とか思ってはいけません。

 

それでは2017シーズンのドラゴンズ投手陣の成績を見ていきましょう。実際の防御率との差やFIPと関係する被本塁打、四球、奪三振の成績とともに見ていきます。

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魔城ナゴドの再建はなるか?

思ったより悲しい結果になりました。ナゴドでこれはいけない。。

関連指標が軒並みリーグ再開となっております。被本塁打率も最下位のヤクルトのホームが神宮球場ということを考えると実質最下位なのでは・・?

特に四球は今シーズンのチームを象徴する重要なファクターだったように思えます。観戦していて三振がなかなか取れず、四球を与えてしまうという場面がシーズンを通してありました。

マネーボール」ではことあるごとに「出塁率」の話題が出ていましたが、「四球」は「出塁率」に大きく関係します。チーム全体としていかに四球を出さないでこちらが奪うかというのはドラゴンズの大きな課題なのではないでしょうか。

 

次にチーム内での成績を30イニング以上投げている選手を対象に見ていきます。

 FIPの優秀な順に並べていきます。f:id:kiwism:20180223154024j:plain

 

三振が取れる選手の与四球率改善に期待

四球を与えないという観点で見ていくと柳、吉見の両選手が素晴らしい成績となっています。特に柳選手は奪三振割合もチーム内トップのため来シーズンはより多くのイニングを投げることを期待しています。笠原、伊藤、小笠原の三選手は奪三振割合が20%を超えているため維持したまま四球を減らすことができればチームの躍進につながりますね。しかし、小笠原の被本塁打がすごいことになっていますね。。

 

又吉、田島選手の来シーズンは?

FIPは真の防御率とよばれることもあり、【防御率FIP】でマイナスになる選手は過大評価という考え方もあります。その点で見ると又吉、田島選手がそれぞれマイナス分が1、2位となっています。両選手ともチームに欠かせない選手だけに心配ですが、又吉選手は役割の固定、田島選手は東京ドームといった課題がクリアできれば問題ないのかという気がします。

 

まとめ:四球が先か、本塁打が先か

四球を減らすと言っても簡単ではなく、厳しいプロの世界では甘い球はすぐに本塁打にされます。とはいえ現状「四球も出すが、本塁打も打たれる」という状態であるのも事実ですので、ナゴドの広さを考えるとまずは四球を減らす意識が優先なのではないでしょうか。

結論としては

 

「ナゴドを信じてストライクを投げよう」

 

 

少し強引ですが、今日はこの辺で。

ありがとうございました。