新しい職場になじむため最初にすること
今まで4回ほど転職してきたのですが、転職活動でいちばん大事なのは新しい職場にいかになじむか。
「家に帰るまでが遠足」とはよく言ったもので、「新しい職場になじむまでが転職」なんですよ。本当に。
そのために最初にするのは人の名前を覚える&名前を呼ぶこと。基本的すぎることですが、出来てない人もけっこういます。
新しい職場での人間関係に悩んでる方は、ここからはじめてみるといいでしょう。
転職後は最初の1ヶ月が勝負
転職活動をしてて内定が出ると、めちゃくちゃ嬉しいし達成感がありますよね?
でも、実はそれってスタートラインでしかなくて、新しい職場になじむ方がよっぽど大事なんですよね。そこを間違えてはいかんのです。
新しく会社に入ってきた人間は良くも悪くも注目され「今度のヤツはどうなんだ?」という目で見られます。
入社後は、最初の1ヶ月が勝負。
これはガチのマジで、最初の1か月ですべて決まります。
1か月もあればその人の社内イメージは固まり、恐ろしいことにそのイメージはずっと付きまとってきます。
仕事ができないイメージが最初についてしまうと、ミスばかり注目されてプラスの面を評価されにくくなり、「なんか、話しづらいヤツだな」と思われてしまうと、社内でのコミニュケーションに支障がでることもあります。
いずれも仕事をする上では損になります。(仕事をサボりたい人は、仕事をできないキャラをアピールするというテクニックもありますが、、ゴニョゴニョ)
私は職場に馴染めずに辞めたという経験はないのですが、馴染むのに時間がかかって「辛いよー」「会社行きたくないよー」となった経験はあります。
また先輩社員として転職してきた人を迎えて、会社の雰囲気に馴染めずに去っていった人をたくさん見てきました。
サービス残業やパワハラみたいな雰囲気に馴染む必要はないですが、基本的に会社に勤める以上は「郷に入っては郷に従え」がマナーですので新しい環境に馴染もうとする姿勢は必要です。それが嫌なら自分で会社を経営すればいい話です。
新しい職場に馴染むために試してきたことは色々とありますが、いちばん効果的だったのは人の名前を覚える&呼ぶという基本的なことでした。
名前はメモをとってでも覚える
「人の名前を覚えられないキャラ」ってのもアリかもしれませんが、これって愛嬌とか可愛げもあるのでキャラとしては難易度が高めなんですよね。
私自身も人の名前を覚えるのは得意ではないですが、メモしたり会社の名簿やらを利用して名前を早く覚えるようにしています。
人の名前を覚えるのにメモまでしてる人は少ないですが、おろそかにしてる人が意外に多いので差がつくところではあります。
「仕事ができれば問題ないのでは?」
という方もいるでしょうが、仕事は人間関係の上で成り立つものです。もっと言えば人間の感情の上で成り立っています。
自分の名前を覚えてくれない人に対してどのような感情を抱くか。そこを想像してみましょう。
同僚の名前を覚えるのは社内の人間関係を理解する第一歩と考えると、仕事そのものより大事なのです。
相手の名前をきちんと呼ぶ
もうひとつ大事なのが相手の名前をきちんと呼ぶということ。
名前を呼ばず、「ねえ」とか「ちょっと」みたいな呼び方をする人ってイラっとしません?
自分が仕事を教える立場で考えても、用件だけ聞かれるのは寂しい気持ちになります。逆にきちんと名前を呼んでくれる人に対して悪い印象は持つことはありません。
例えば最初の1日で同じ部署の全員の名前を呼ぶのを目標にしてみるといいかもしれません。「名前を呼ぼう」という意識があると、名前も覚えやすくなります。
これを最初にやっとくとかなり風通しが良くなってラクになります。コミニュケーションが苦手という人には大変ですが、そういう人ほど最初にやった方がいいです。
基本的なことで差がついてくる
このように名前を覚える、呼ぶといった基本的なことですが、できていない人はたくさんいます。それはもうびっくりするくらいに。
同じ職場に長く勤めてたりすると、「人の名前覚えられないんだよね」と開き直っているような態度の人もいますが、それはある意味しょうがないと思います。それだけ「慣れ」というのは強力なのです。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?
これは自分自身の大きな反省でもありますが、挨拶や礼儀などおろそかにしてきた基本的なことが30歳をこえて大きな差として出てきているように感じます。
転職すると下っ端になり大変なこともたくさんありますが、自分自身の「慣れ」に気づくことができる良いチャンスなのかなと思います。
たかが名前。されど名前。
気をつけていきましょう。
本日はこれにて。
ひとり時間のために朝4時起きライフを試してみた
子育てしながらもひとり時間をつくるために朝4時起きライフを試してみました。
早起きしてよかったこと、デメリットなどについて語っています。
早起きは気持ちいいよねってお話
朝4時起きライフを試してみた
「ひとりの時間が欲しい」
息子が生まれてから、そう思うことが増えてきました。
もちろん子育ても自分のやりたいことで、素晴らしい経験をさせてもらっています。
その上でひとりの時間を確保したいというのは贅沢な話かもしれません。
だが、人間とは、、愚かで欲深き生物なのだ、、、
自分の時間を作るために色々な生活サイクルを試してみたんですが、子どもと一緒に夜9時に寝て、朝4時に起きるという生活サイクルが一番合ってるなと感じます。
人によって必要な睡眠時間は違うので、起きる時間は朝5時でも6時でもいいと思います。ただ、朝のうちにひとり時間を1時間以上確保すると充実感の高い1日が送ることができます。
平日のスケジュール
8:00〜17:00 仕事
17:00〜17:30 帰宅
17:30~18:30 子どもと遊ぶ
18:30~19:30 夕食
19:30~20:00 洗い物・風呂掃除
20:00~20:30 入浴
20:30~21:00 子ども寝かしつけ
21:00~4:00 就寝
4:00〜6:00 ひとり時間
6:00~6:30 朝食・弁当準備
6:30~7:30 子ども起きる・朝食
7:30 出勤
ちなみに通勤時間は自転車で5分です。イエイ。ハッピーになるためには通勤時間を減らすのも一つの手段なのです。
通勤時間を減らしたお話
やりたいことは気力・体力の充実している朝にやろう
朝4時に起きてやっているのは
- 日記書き
- ブログ執筆
- 読書
- 音楽をじっくり聴く
- お風呂に入る
といった作業ですが、やりたいことは気力・体力の充実している朝にやるのがベストです。
子どもを寝かしつけてから夜中にやるという手もありますが、それってなかなか無理ゲー。
仕事をして、子どもと遊んで、お風呂に入れて、寝かしつけて気力体力が余ってるわけがありません。一部の超人なら可能かもしれませんが、ほとんどの人はそうではないはず。
さらには子どもを寝かしつけると自分も眠くなるというトラップも。眠気をさますのに1時間くらいかかりますし、最悪そのまま寝てしまうこともありました。睡魔と格闘しても勝ち目はありません。
やりたいことをするにも気力・体力が必要です。朝にひとりの時間を作ることで気力・体力MAXの状態でやりたいことができます。
一日のいちばん最初に自分のやりたいことをやる。
これだけで人生は捗る!
番外編として朝お風呂に入るというのもアリです。ひとりでゆっくり湯に浸ってボーッとしてるだけで、贅沢な気分を味わうことができます。
4時起きしてよかったこと
①仕事にスムーズにとりかかれる
朝4時に起きて色々と作業してると朝7時くらいには頭の回転がだいぶ良くなります。奥さんからはよく「朝からテンション高いね」と言われます。
脳のウォームアップが済んでるので、会社で業務開始するころにはパフォーマンスも最高の状態になっています。
午前中は寝ぼけた状態でやっているような人もいるので、「ヤツの動きが止まって見える、、」という覚醒状態を味わうチャンスかもしれません。
全然関係ないですが仕事中に少年漫画っぽいことを考えるのはオススメの現実逃避法です。
マンガキャラを目指そうというお話
②充実感を朝のうちにゲットできる
「なんにもできない1日だったな、、」
そんな風に思った1日。ありますよね。
私は何回もあります。そんな不毛な夜ばかり越えてきました。
自分と約束しすぎると良くないというお話
朝4時起きはそんなネガティブな感情も防いでくれます。
例えば朝のうちにブログを1記事作れたり、本を1冊読み終えたりするとその時点で充実感があります。
「今日は勝ちの日だな」
という感覚を朝のうちに味わうことができるのです。自分で自分を褒めるの大事よ。
そしてその後は何をしてもいいボーナスタイムなので、肩の力が抜けていい仕事ができたり、子どもと無邪気に遊ぶことができます。
4時起きのデメリットと対策
①早起きができない
そもそもの問題として、早起きが苦手という人もいます。体質的にしょうがない人もいますが、単純に夜寝るのが遅いという人も多いです。
まずは1回夜8時に寝てみることをオススメします。
朝4時起きでも8時間寝れます。それで起きれなかったらしょうがない。早起き生活は諦めましょう。
「仕事が忙しくて夜9時に寝るなんてできっこない!」
仕事が第一ならそれでいいですが、そうでない人は仕事のしすぎかもしれないので、職場環境を見直してみるのも手です。
転職活動はみんなした方がいいよ!というお話
②日中と夕方めちゃ眠くなる
4時に起きるとお昼前には眠くなるというデメリットもあります。これはまあ人間なのでしょうがない。
私の場合はお昼休みに10分~15分の仮眠をとるようにしています。お昼までは気合いでカバー。
夕方から夜にかけてもマジで眠いです。
9時には寝ないといけないので、基本的に18:00以降は頭を使う作業をしないようにしています。
早起きして思うこと
早起きして、パン屋さんの灯りくらいしかついていない街をみると色んな気持ちがでてきます。
清々しさもあれば、寂しさや孤独感。ふと周りの人に対する感謝の気持ちをおぼえたり、嫌な事をいわれた記憶が甦ったりします。
「自分と向き合ってる」感覚が最も研ぎ澄まされているのが朝です。
奥さんや子どもと接する時間は大切ですが、こうやってひとりで過ごす時間も同じように大切だな、としみじみ思います。
たやすく人とつながることができる時代だからこそ、ひとり時間の価値が高くなるのではないでしょうか?(それっぽいことを言ってみた)
朝4時起きライフ。
おススメです。ぜひ試してみてください。
本日はこれにて。
ありがとうございました。
2021年の目標は小学生レベルでいく
もう2月も中盤ですが、2021年の目標がやっと決まりました。
- よく噛んで食べる
- 挨拶をするときに手や足を止める
- 字を丁寧に書く
小学生レベルの目標ばかりですが意外と出来ていないことが多いので、初心に帰って基本的なことから自分を見直していこうと思います。
①よく噛んで食べる
一番大事なんだけど、一番難しいのがコレ。長年染みついた早食いのクセというのはなかなかやめられません。
食べながらお喋りするのが好きではなく黙々と食べるタイプなので、どうしても食事のペースも早くなりがちです。
早食いは消化が悪くなるから胃にも負担をかけるし、唾液が分泌されないから歯にも良くない。理屈では分かっているんですがねー、、。
とはいえ食はすべての基本となるので、ゆっくりと焦らず食べるのを意識したいと思います。
②挨拶をするときに手や足を止める
ここ数年はなにか作業しながら挨拶したり、歩きながら挨拶したり。と、挨拶が「ながら」になってしまっていました。また挨拶も相手に聞こえているのか聞こえていないのか分からないくらいボソボソッと言ってしまってる時もあります。
環境や周りの人に慣れて「こんぐらいでいいだろう」という甘えがでてしまっているのでしょう。これは、いかんですね。
B’z稲葉さんばりの直角のお辞儀とはいかないまでも、やっぱり挨拶をしっかりできる人ってカッコいいです。
「ながら」ではなくきちんと
・相手の方を向いて
・足や手をとめて
・相手に聞こえるように
挨拶をしたいものです。
③字を丁寧に書く
これは単純に丁寧に字を書くと気持ちいいという理由からです。
誰かの目に触れる字に関してはもちろん丁寧に書いてきましたが、人に見せないメモなどはスピード重視でグシャグシャと書いていました。今年は自分に向けて書いた文字なんかも丁寧に書いてみようかなと思っています。
メモというのは自分の脳内を視覚化したものでもあるので、字がキレイな方が自分が嬉しいはずです。
小学生レベルのことできていますか?
こうやって目標をあげていくと、小学生のときに言われたようなことばかりですが、出来ている人は少なく、だからこそカッコいい大人に見えます。
誰のためでもない自分のためにやることだし、基本的なことだからこそ一生気をつけなければいけないのかもしれませんね。
というわけで2021年は小学生レベルの基本的なことを頑張るというお話でした。
本日はこれにて。
ありがとうございました。
愚痴を言って気持ちよくなるのが怖い
会社への不満がまったくないという人はいないと思いますが、私は基本的に会社の愚痴を同僚にも家族にも言わないようにしています。
ネガティブな話をしたくない。
聞かされる方も楽しくない。
など理由は色々ありますが、一番は愚痴を言って気持ちよくなるのが怖いからです。
これは一番はじめに入った会社で、私がハマってしまったワナなので、若い人たちも気をつけてほしいなと思います。
同僚とお酒を飲んで、会社の愚痴を言うのってめちゃめちゃ楽しくて気持ちいいんですよね。仕事がキツければキツいほどビールがうまいし、愚痴も弾みます。かなりの中毒性を持っています。
私自身も待遇や環境への不満を飲み会で解消することで、結果ダラダラと働いてしまい、転職活動が止まってしまいました。
ネガティブな感情をエネルギーに変える
今いる環境や自分自身を変えたいのであれば、ネガティブな感情をあえて発散しないということも必要になります。
人はポジティブな感情だけで頑張ることはできません。やはり、人間ですから。ポジティブな感情100%という人がいたら逆に怖い。それはもはや闇です。
時には
「この人とは一緒にいたくない」
「この環境から這い上がってやる」
「アイツのようにはなりたくない」
といったキレイとはいえない感情をエネルギーに変えることも必要なのかなと思います。
愚痴を言ってネガティブな感情を発散することに慣れてしまうと、新しい知識や技術を身につけたり、転職活動をしたりといった方向にエネルギーが生まれなくなります。
それはそれで気持ちよくて幸せかもしれませんが、どうせなら別の種類の気持ちよさを探してみるのもいいんじゃないでしょうか。
本日はこれにて。
ありがとうございました。
きちんと怒れる子になってほしい
先日、息子の成長を感じる出来事がありました。遊んでいたオモチャをお友達にとられてしまった時のことです。
はじめはお友達を叩こうとしたり唇を震わせて唾を「ブーッ」と飛ばしたりしていました。彼なりの攻撃だったのでしょう。
それでもお友達はオモチャを返してくれません。
いつもだったらそこで親に助けを求めるんですが、今回は泣きながらも
「か"え"して"ー」
と自分の言葉で伝えることができ、お友達も無事おもちゃを返してくれました。
子ども同士のちょっとしたやりとりですが、なんだかウルッときてしまいました。(親になって涙もろくなった気がします。)
怒っていることをきちんと言葉で伝えられたのも素晴らしいですが、なによりちゃんと怒ることができて親としては安心しました。
子どもの性格は十人十色。おっとりした子もいれば、激しく怒るような子もいるでしょう。
しかし、怒りの差はあっても、怒りを感じない人間はいないはずです。
たまに子どもに「◯◯ちゃん、怒っちゃダメよ」のように声をかけている人をみますが、その声のかけかたはどうなんだろう?と思ってしまいます。
怒ること自体は自然なことで、大事なのは怒りをどう表現するか。もちろん暴力や罵倒はいけませんが。
なぜちゃんと怒るべきか?
小さいうちからちゃんと怒る。イヤなことはイヤと言う。そんな子どもでいてほしいと願っています。怒ることは自分を守ることなので。
なぜなら他人を攻撃する人というのは「怒らない人」を狙うから。すごく残念な事実ですが、思い当たる方も多いはず。
これは子どもに限った話ではなく、大人もそう。むしろ大人は意識的にそれをやるので厄介です。高圧的な上司に一度ガツンと言い返したら、以降は態度が変わったというのはよくある話です。
息子のおもちゃのケースでも、ちゃんと言葉で伝えたからお友達が返してくれたというよりは、息子の怒りが伝わったから返してくれたと思っています。
自分自身もちゃんと自分の怒りを認めてるかどうか怪しいので、今回のことはそれを考える良いきっかけになりました。
なるべくゴキゲンな奴でいたいけれど、怒るときは怒るのは大事だな。一所懸命な息子から学びました。
本日はこれにて。
ありがとうございました。
絵本を読む姿勢って意識してますか?
子どもに絵本を読み聞かせする時の姿勢って意識してますか?
これまで意識せず自分にとってラクな体勢で読んでたのですが、それが子どもにとっては良くない体勢でした。
うちは膝の上で読み聞かせするスタイルで、その際は子どものヒザに絵本をのせて読んでいます。
実はこの体勢、子どもにとっては絵本をキツイ角度で見ることになります。
親がソファーに寄りかかったりしてると、さらに角度がついて変な目線になってしまいます。
少し疲れますが、しっかり背筋を伸ばして絵本をもってあげましょう。子どもにとってラクな角度で読むことができます。
変な姿勢でものを見ていると視力不良の原因にもなり、なにより「正しくみえている」状態というのが分からなくなってしまいます。
今回は奥さんの指摘で気づくことができましたが、子どもの目線で見ることができていない部分はまだまだあるなと思いました。
絵本の読み方ひとつとっても、
- 絵の部分を隠さないようにする
- 文を読んですぐ次のページにいかない
- 長い文は要点だけ読む
- 子どもの読みたいペースに合わせる
などなど工夫する余地はたくさんあります。
子ども相手に限らず相手の目線で考える能力というのは、人間関係をつくる色々な場面で必要になってきますからね。
そういう意味で子育てというのはホンマに鍛えられますわ。ありがたい。
本日はこれにて。
ありがとうございました。
炭酸水メーカー購入 ビールやジュースをマジで買わなくなった
前々から欲しかった炭酸水メーカーを手に入れたら、ビールとかジュースをマジで買わなくなりました。
みごと健康になったのです。
ビールやジュースが好きだけど、消費量を減らしたいという方は炭酸水メーカーを試してみるといいかも。
買ったのはソーダストリームのいちばん安いモデルのジェネシス(創世記)。いちばん安いけど名前はステキ。
炭酸水メーカーも電気式と手動式があり、電気式は炭酸量が調整しやすいなどのメリットがありますが、場所を選ばない点において手動式が最強です。
デザインも色々なメーカーがあってカッコいいんですが、かさばって置き場所に困るのと子どもが触ってしまうので、我が家はキッチン下収納に隠して夜な夜なコソコソと炭酸水を作っています。
ビールではなく炭酸を求めていた
炭酸水メーカーを買って、まずはビールの消費量が明らかに減りました。
ST(ソーダストリーム )以前は缶ビールを週に3-4本買っていたのですが、最近では2週に1本、月に1本のときもあるという異常事態に。
お風呂上りにキンキンに冷えた缶ビールをプシュッ!グビッ!シュワッ!
このルーティンが最高なのは言うまでもありませんが、ある時ふと思ったんです。
「シュワッ!」があればいいのでは...?
もともと炭酸水も好きだったので、この作戦はドンピシャでした。
ビールと違ってわざわざ買いに行かなくていいし、缶やペットボトルのゴミが出ないというのも大きかったです。
ビールはビールで最高なんですが、飲み過ぎてお財布と健康にダメージを与えることもあります。
今のところいい感じのペースでビールを節制できているので、今年イチ良い買い物だったと思います。
そして、たまに飲むビールのまあ美味いこと!
「無味」の良さに気づく
炭酸水メーカーを買って、もうひとつ良かったことは「無味」の良さに気づけたことです。
ジュースや清涼飲料水の味のついた飲み物をほとんど飲まなくなりましたね。
毎日コーラを飲んでた20歳前後と比べると、ホントにおじいちゃんになったなーと思います。身体が「無味」を求めている。ジュースでもお茶でもなく、水なんです。
炭酸水は「無味」が苦手な人もいると思います。ただ、慣れてくるとその「無味」こそが至高になってきます。夏の暑い日なんかは特に。
夏の朝起きて、炭酸水を飲んだ時の体内リフレッシュ感。これはコーラやジュースだは味わうことのできない感覚です。
冬は冷たい水はちょっとつらいので、炭酸水のお湯割りをしています。
炭酸水とお湯を1:1で割るだけでできます。味はイマイチですが、ちょうどいい微炭酸になって胃の中をマッサージしてくれます。ジャクジーを飲みたい気分の人にオススメです。
刺激の代用をみつける
結局のところ、ビールもジュースもアルコールや砂糖といった刺激を欲して飲む物なので、それの代わりが見つかったということだと思います。
タバコをやめた口寂しさをアメやガムで補うような感覚に似てるかもしれません。
というわけで炭酸水メーカーを買ったらビールやジュースを飲まなくなって健康になれますよ!
みなさまもステキな炭酸水ライフを!
本日はこれにて。
ありがとうございました。
親も楽しめる絵本を買おう「14ひきのシリーズ」
子どもに読み聞かせをした絵本で気に入った「14ひきのシリーズ」を紹介します。
うちの2歳児は絵本の読み聞かせが大好きです。
絵本をトコトコ持ってきて「よむー?」ってかわいく聞かれたら、拒否する術はありません。
膝の上にのせてわが子のぬくもりを感じながら絵本を読むと心が洗われますね。
たまに疲れて読みたくないときもありますが、かけがえのない時間なので体力のある限り読むようにしています。
子どもって同じ絵本を何十回、何百回と読めるんですよね。
その集中力に感心しながら読み聞かせをするわけですが、大人でも何回も読んでいくうちに好きになる絵本もあります。
その中のひとつ、いわむらかずお先生の「14ひきのシリーズ」を紹介します。
主人公は森の中で暮らすねずみの一家。おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして10ひきのきょうだい。
「自然」と「家族」をテーマに14ひきの生活が描かれています。
①いのちを見つける楽しみ
「14ひきのシリーズ」の魅力のひとつが、柔らかい雰囲気で描かれた自然風景です。
作者のいわむらかずお先生が移住した栃木県益子の雑木林が原風景となっているそうです。
トンボやバッタ、カエルといったおなじみの生き物たちはもちろん、むかごやちごゆりといった聞き慣れない植物たちも繊細に描かれています。
人間の目線では見逃してしまうような小さないのちも、この本ではねずみの視点をお借りして見つけることができます。
裏表紙にも様々な植物がのっていて、はじめて知るものも多く大人にとっても勉強になります。
散歩中に見た生き物を絵本で見つけると「てんとうむし、いたねー」みたいな感じで嬉しそうに教えてくれます。ホッコリ。
②ねずみたちのDIY精神
ワクワクポイントとしてねずみの家族たちのDIY精神があげられます。
ねずみの一家はなんでも作ります。
一作目の「14ひきのひっこし」で自分たちの家を作るところからはじまり、
「お月見したいなあー」
「よし、お月見台つくろう」
のノリでなんでも作っていきます。
「14ひきのシリーズ」は現在、
- ひっこし
- あさごはん
- やまいも
- さむいふゆ
- おつきみ
- せんたく
- あきまつり
- こもりうた
- かぼちゃ
- とんぼいけ
- もちつき
の12作がでています。タイトルをみると分かりますが、ストーリーはあくまでねずみたちの日常です。
ねずみたちは自分で作って、自分で採って食べて、様々な生き物と出会います。
ねずみたちのDIY精神からたくましく生きる力を感じとることができ、丁寧な生活の喜びが読んでいる方にもじっくりと染み渡ってきます。
③優しくリズミカルな言葉
絵だけではなく、優しくリズミカルな言葉も特徴的です。読んでいて穏やかな気持ちになれます。
言葉も絵を説明するものではなく、絵の中に入るきっかけになればと思って描いています。「だれ?」という言葉を投げかけると、子ども達はいつも以上に真剣に絵を見てくれるんです。
14ひきのシリーズ誕生30周年記念いわむらかずおさんインタビュー(1/3) | 絵本ナビ
より引用
多くの絵本と異なり言葉がページの下に書かれているのも、このような思いからだそうです。
せいや せいや、
きのこのみこし。
せいや せいや、
くりたけきょうだい。
せいや せいや、
かけごえ はねる。
童心社 いわもとかずお「14ひきのあきまつり」より引用
うちの子が気に入っているフレーズです。たまに思いだしたように言うときがあります。
リズミカルな言葉も多いので、印象に残りやすいのかもしれません。
親も真剣に楽しんで読む
絵本を読み聞かせする時のポイントは真剣に楽しんで読むこと。
集中せずに読むのは、子どもにとっても親にとってもマイナスです。読むなら、子どもより集中するくらいの気持ちで。
たくさん読んでいるうちに言葉の響きの美しさ、ストーリーの構成、作者の思いなど様々なことが感じ取れます。
楽しんで真剣に読むと童心に帰ることができますし、今流行りのマインドフルネス効果が得られるんじゃないでしょうか。(適当)
本日はこれにて。
ありがとうございました。
地方出身者の「実家どうする?」問題を考える
私は地方で生まれ育ち、大学進学時に上京。いまは都内に家庭を持っているいわゆる地方出身者です。
奥さんも別の地方出身で、どちらかの実家に帰る予定もありません。
のほほんと都内で暮らしていますが、そろりそろりと忍び寄るのが「実家どうする?」問題です。
あー、考えたくない。
相続はどうする?
実家は畳むか?それともUターン?
親の介護はどうするか?
などできれば先延ばしにしたい問題ですが、「その時」は必ずやってきます。
本日は「その時」に備える手始めの一冊を紹介します。
【あらすじ】
地方から都内に出てきて家庭をもったハジメ君(50)はひとり実家に住む母親の入院をきっかけに実家について考えはじめます。
実家に戻るか?
実家を売るか?
実家を貸すか?
様々な選択肢がありますが、そのどれも一筋縄ではいきません。
ストーリー自体はマンガで分かりやすく、法律や手続きなどの解説も載っているので実家の畳み方マニュアルとして持っておきたい一冊です。
本の内容とあわせて、いま自分自身が考えるべき3つのキーワード
- 相続
- 空き家
- Uターン
について語っていきます。
相続
まず「実家どうする?」問題を考えるにあたって、相続は避けて通れない話です。
相続なんて、いままでドラマの中の話だと思っていましたが、実は誰もが直面する問題なんですね、、
読んでいて衝撃的だったのは被相続人(財産を遺す人)が死んだ瞬間に相続は自動的に始まって終わるというところ。その後3か月以内に財産の分割を行うことになります。
財産分割の話合い(分割協議)の合意は全員一致が原則なので、小さな金額でも兄弟間で揉めるケースも多いみたいです。
・どんな財産があるのか
・不動産など分けにくい財産をどうするか
このあたりは親が元気なうちに兄弟間で話しておく必要がありそうです。
空き家
社会問題のひとつである空き家問題。これはみなさんの実家にもあてはまります。
親が住んでいるうちはいいですが、人が住まなくなった家はすぐに弱ります。
売るにも売れないし、高齢になると管理も大変だから放置してしまう。そんな空き家が増えているそうです。
離れていると疎遠になるご近所関係に、かさむ出費。その結果として、敷地や建物の管理ができなくなる。これが、全国の田舎で放置家屋が増えている理由です。
管理者のいない空き家には誰が入り込むかわかりませんし、不審火や倒壊で周りの人に危害を及ぼす可能性もあります。荒れたままなら、そこに新住人が引っ越してくることはありませんから、地域に新しい風を入れることもできません。空き家の放置は故郷に大きなダメージを与えてしまうのです。
p71より引用
実家の放置は家族の問題だけでなく、自分のふるさとにとってもデメリットだらけです。 もし自分が都内に残り、実家には住まないという道を選ぶなら、放置だけは避けたいと思います。
売る
貸す
事業などで活用
といった方向性で考えた方が良さそうです。
自治体に空き家を登録して買い手・借り手を募集する空き家バンクという制度も活用できそうです。
【ホームズ】空き家バンク | 地方移住・田舎暮らし向けの物件情報
全国の 空き家バンク から物件を検索【アットホーム 空き家バンク】
Uターン
家を処分できないなら、実家に戻るUターンという選択肢もあります。
しかし、それにはパートナーの同意が必ず要ります。
とくに同じ地元ではない場合。
自分にとってはなじみのある場所でも、パートナーにとっては見知らぬ土地で暮らすことになります。その不安は計り知れません。
ハジメ君の奥さんもUターンには不安をみせていました。
決して昨日今日の話合いで解決する問題ではなく、日頃から話をしておかないといけませんね。
それに、パートナーだけでなく自分自身の問題もあります。
故郷とはいえ、一人暮らしをしていたわけではありません。10年以上離れていた土地に家族を含めた自分の生活を確立するわけです。そう簡単に考えない方がよいでしょう。
地方から出た人は分かると思いますが、都会ってなんだかんだ便利なんですよね。仕事もたくさんあるし。
Uターンして家はあるけど、仕事はない、やりたいことができない、では本末転倒です。
感傷ではなく、現実と向き合う
この本を読んだ後
「自分はなんも考えてなかったなー」
と少々反省。
私の実家は本著のハジメ君と同じくひとり親ですが、兄弟もいるので心の中で「誰か何とかしてくれるか」という気持ちがあったのかもしれません。
親が60歳をこえたあたりから、親の老いを感じ取ることが多くなってきます。
年に1回の帰省でもそれを感じるのですから、実際はもっとなんでしょう。
私自身も答えは出せていませんが、大事なのは「実家がなくなると寂しいな」
という感傷ではなく、現実的にどうしていくかを決めていくことだと思います。
実家に帰ると、居心地の良さにかまけて大事な話を後回しにしてしまいます。
団らんの時間も大事ですが、しっかりと話しづらい話をしなくてはいけないなと思わされた一冊でした。
本日はこれにて。
ありがとうございました。