さえずるキウイズム

一児の父が大人になるため考えたことや子育て、健康についてピーピーさえずっています。

もったいないコミュニケーションズ

「人の振り見て我が振り直せ」

 

こういう言葉を使いはじめると、なんだか「年を取ったなあ」と感じます。

 

けれども古い言葉というのは、けっこう侮れません。生き残っているだけあって普遍性があり、我々を納得させるパワーのあるものばかりです。

 

もったいないコミュニケーションズ

人とコミュニケーションをとるときに「すごくイヤ!」というわけでもないけど、ちょっとだけ「おや?」と思ってしまうことってありませんか?

 

ひとつひとつは大したことがなくても、積み重なると大きな不満になったり、なにか大きな問題があった時に「やっぱり」と思わせてしまう。

 

小さな積み重ねが効いてくる場面はいつかやってきます。

 

自分自身もそんなもったいないコミュニケーションをしてしまうことが多いため、反省もこめてつらつらと例をあげていきたいと思います。

 

コミュニケーションに困ってるという方の参考になればいいなと思います。

 

名前を呼ばない

これは私も最近やっと気づいたのですが、会話中に相手の名前を呼ばないのってもったいないです。なぜなら簡単にできることだから。

 

初対面で会話の中に名前を入れてもらえるとシンプルに嬉しくないですか?

 

次はいつ会うか分からない関係でも、名前を呼んでもらえると「この人は自分の存在を認識しようとしてくれてるんだな」と嬉しくなります。ハードル低すぎ?

 

人から好かれる人って、名前を呼んでくれるイメージがありませんか?

 

コミュニケーションの技術としては、お手頃でおトクなのでぜひ試してみてください。

 

「ありがとう」を言わない

これも実にもったいない。

「やってもらって当たり前」という感情は、想像以上に相手に伝わりやすいものです。

 

仕事でもなんでも、何かやってもらった後にいきなりダメ出ししたり、注文つけたりしてませんか?

 

私はしてました。ゴメンなさい。

 

まずは何かしてもらったら、相手を認めて「ありがとう」の言葉をかけてみましょう。

 

言葉にしないと相手に伝わらないというよりは、言葉にしないと自分自身がそのことについて考えることはできません。

 

「なんでもいいよ」と言いがち

「何食べたい?」

「どこ行きたい?」

そう聞かれた時に、「なんでもいい」なんて言ってませんか?もったいないので、今すぐやめましょう。

 

これは考えることを相手に全部投げてるようなものです。コミュニケーションというものはお互いの意思を表示することからはじまります。

 

相手にばかり頭を使わせようとする人と付き合いたいですか?という話です。

 

「よい行動」は最強

以上、もったいないコミュニケーションズをあげてみました。

 

「コミュニケーションめんどくさっ!」

と思った人もいるかもしれませんね。

しかしながら、人生の経験上、確かに言えることがあります。

 

それはよい行動をするのが結局は最強にお得だということ。

 

「よい人」というのが存在するかはわかりませんが、「よい行動をする人」が存在するのは確実です。

 

人の性格は変わりませんが、行動は変えることができます。

よい行動をしてると、同じようによい行動をしてる人が集まってきます。

そうなると、わりとラクに生きることができます。

 

そのためには「よくない行動」であるもったいないコミュニケーションを避けることをオススメします。